ポストロック〜エレクトロニカの流れを感じる日本のバンドを3つ
はじめに - ポストロックって何か
ポストロックとひとことで言ってもその音楽性は多岐にわたり「何となくポストロックっぽい」と思ってたけど実は違う、みたいなこともあるんじゃないか、と思いインターネット時代の集合知を象徴するウィキペディアで調べてみたのだった。
サイモン・レイノルズは『ワイアー』(The Wire)誌1994年5月号でこのポストロックという考えを拡張している。レイノルズの「ポストロック」という言葉は、「ロックの楽器をロックとは違う目的に使用し、ギターをリフやパワーコードのためでなく、音色や響きをつくるために使う」音楽を指している
たぶん、ポストロックを聴かないひとにはなんのこっちゃだけれど、何となく言いたいことはわかる。
ボーカルはたいていポストロックからは除かれている。しかしまったくボーカルがないというわけでは必ずしもない。ただしボーカルが入る場合、その用法は従来と違っている。従来は詞の意味を伝えるために「きれい」で聞き取りやすいボーカルが重視されていたが、ポストロックではボーカルは単に楽音として取り入れられるにすぎない。ポストロックのボーカルは柔らかで単調なものや、量が少ないものや不規則なインターバルに挿入されるものが多い。
なるほどね。従来のロック=歌を聴かせるための伴奏、みたいな色が強いのに対して、ポストロックはボーカルもバンドアンサンブルの一部、みたいな感覚で、AメロBメロサビみたいな展開はあんまりない。みたいな、そういう理解。
ちなみに、エレクトロニカ☞エレクトロニカ - Wikipedia
今回ご紹介するのは上記の定義からいうとドンピシャリでポストロックっていうわけでもないけど従来のロック的なアプローチとも違ってて、じゃあ何て呼べばいいのかわからないけどポストロック的な流れを感じるようなそういうバンドです。
LLama
LLamaは2004年京都で結成されたバンドです、わたしはたまたまライブを見て知りましたが、ドラムが2人いたりメンバーにPA担当がいたりとメンバー構成がおもしろいです。PA担当がいるだけあってライブの音の聴かせ方がすごく良かったっていう印象がある。(見たの結構前)
日本でラマといったらLAMAだしバンド名がもったいないなあとか思うけどLAMAのほうが活動開始はあとなのだった(2011年)。LLamaってどれくらい知名度があるのかわからないけど、LAMAくらい有名になったっていいバンドだと思うよ。
✔️オフィシャル
ar
すごくかっこいいバンドだと思いますが2003年から活動を開始して2012年の12月に解散をしています。1stアルバムのPlastic dish no rushは名盤だなあと今でも思う。 自主制作盤のようなのでCDだと見つけられないかもしれないけど、iTunesとかには普通にあると思うので興味を持ったら探してみてください。
arで普通に検索すると雑誌とか拡張現実とかが出てきて探すの難しいのでウィキペディアのリンクを貼りますね。
解散をしているからかオフィシャルHPはもちろんもうないし、youtubeとかの音源もオフィシャルなものが見つけられない。このまま埋もれさせるのはもったいない〜と思うけど😢
ar解散後、ベースのフジモトさんはクルーエという名義で活動をしているようです。
エレクトロニカ〜 クールです😻
✔️クルーエのオフィシャル
chikyunokiki
実はこのバンドはさっきLLamaのことを書こうとしてオフィシャルサイトを見たら対バンしたみたいでyoutubeが貼ってあって知ったよ。さっき!
シティポップっていうほど露骨でもないけど今っぽい、歌ものなんだけど間奏とか突然プログレ〜ポストロックを感じる、、ジャズ味(※ジャズみ・・・今つくった造語)も感じる。
えーなんだこれ。かっこいい、気になる、札幌はすごいなあ。貼らないけど、shiny shinyっていう曲もかっこいい。
✔️オフィシャル
まとめ
人とかぶらず、検索しやすいバンド名だいじ!絶対!