Blonde Redhead / 3 O'CLOCK (EP/Asa Wa Kuru,2017)
3月3日にリリースされていたBlonde Redheadの4曲EP"3 O'CLOCK"についてご紹介します。
Blonde Redheadについて
日本人女性Kazu Makinoとイタリア人双子Amedeo PaceとSimone PaceによるBlonde Readheadは1993年NYにて結成されました。Kazu Makinoはアート系の学校、Pace兄弟はバークリー音楽学校で学ぶために渡米していたとのことです。
ちなみにWikipediaに元メンバーのトーコ・ヤスダは現在はEnonにて活動、とありますがSt.Vincentのバックバンドに参加したりしています!
✔️遂にウィークエンダーでカムバック、Blonde Redhead(ブロンド・レッドヘッド)!!! | Digital Convenience
収録曲"GOLDEN LIGHT"のミュージックビデオ
イメージが連鎖して、展開していく詩的な映像です。幻想的な曲と相まってとても美しい。
アルバムごとに多彩な作風を発表してきた彼らですが、前作のアルバム"Barragan"の気怠く物憂げなポップソングのテンションは引き継ぎつつ、どこか"Misery is a butterfly"の楽曲のような印象を受けました。透徹で繊細なメランコリー。
2003年リリースの名作アルバム。FUGAZIのGuy Picciottoがプロデューサーとして参加。この後2007年にヒット作"23"がリリースされます。
絞り出すようなKazu Makinoの独特なウィスパーボイスが、メランコリックな楽曲をトゥーマッチにならず引き立てていますよね。10年以上経ちますが今でも好きな曲のひとつです。