深呼吸しよう

慌ただしい現代生活の中に深呼吸できるすきまを与えてくれるようなカルチャーを紹介するブログと思いきやただの備忘録

インディー〜エレクトロニカアーティスト2組を見つけたという記録【夜に似合う音楽】

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はじめに - ブログ開設のことば

わたしは音楽が好きでインターネットさえあれば無限に音楽が聴ける21世紀においては延々と音楽を聴き続けられるのですが何か記憶力が弱くなってきて「この前こういう感じの曲良いと思ったんだけどなんていうアーティストだっけ」「なんていう曲名だっけ」と思うことが増えてきてこれを人は老化と呼ぶわけですが、そういう日々の小さな感動を言語化しないと駄目なんじゃないかと思うようになってきてつまりは(老化防止のため)備忘録をつけたいと思います。ちなみにわたしはあんまり雑誌とか音楽のウェブメディアとか見てこなかったので文脈とかジャンルとか知名度とかよくわからない。「何でこの人こんな有名なアーティストをアンダーグラウンドの掘り出し物みたいに書いてるの?」とか思っても知的なインターネットサーファーの皆様におかれましてはサラッと乗りこなしていただけますと幸いです。

このブログで紹介される音楽の傾向について

それはつまりわたしの音楽遍歴を語るということになるわけだけれどニーズが感じられないので一言であらわすなら「暗い音楽愛好家」としての人生を歩んできたわたしはインディミュージックを愛している(しかし最近は暗いミニマルテクノ寄りの音楽を聴いたりもする)でも!とにかくインディミュージック=空気みたいに生活にとって必要不可欠なものである。

というわけで今回は名刺代わりに(?)最近見つけたインディ感溢れるエレクトロニカ系アーティストを2組ご紹介するよ。

Phoria

soundcloud.comWikipedia(https://en.wikipedia.org/wiki/Phoria)によるとUKはイングランド南東部Brightonで活動する5人組。1stフルアルバムは2016年6月に出したばかりのフレッシュな(たぶん)バンドです。

上の"Atomic"という曲、「RADIOHEADをリスペクトしてます!」っていう感じで、でも難解にもなりすぎずインディーぽくていい。最後のシンセサイザーで若干シューゲイザー(ていうほどでもないけど)ぽくなるカタルシスのある展開もインディーぽくていい。2014年にリリースされたEP"Display"に収録。

soundcloud.com

さらっと聴いた感じでは、先にリリースされていたEPよりも1stフルアルバムは上手に、きれいにまとまっていて良くも悪くも荒削りなインディーぽさが薄れているかな?と感じましたがこのあたりは好みの問題でしょう(大概の人はうまくまとまっている方が好きだと思うし。)とは言えいい感じなので頑張れ〜〜🚩🚩

バンドの公式サイト

phoriamusic.com

2.Turtle

なんかすごく検索しにくいアーティスト名で情報が少ない。BandcampによるとUK(たぶんLondon)でTurtleというアーティスト名で活動するJon Cooperという方です。(※ちなみにJon Cooperで検索したところ「ホッケーのコーチ」しか出てこなかった。たぶん同姓同名の別人の方です)

引き合いに出されるアーティストはJon HopkinsとSOHNとThom Yorkeとのこと。ふむ

https://turtle.bandcamp.com/

良い。近年の4ADみたいな暗いインディー〜エレクトロニカ〜ダンスの音が好きな方には突き刺さるんじゃないかと思うのですがいかがでしょうか。ただ最新EPが2015年に出ていて、しかも検索しにくいアーティスト名ということもあり、近況がよく分からない。とりあえずBandcampを注視したい👀

アーティストのBandcamp

turtle.bandcamp.com

さいごに

RADIOHEADめちゃいいよねRADIOHEAD好きって言うの村上春樹が好きって言うのと似てませんか。何だろう『海辺のカフカ』の影響かな。好きだー!っていうのちょっとはばかられるというか斜に構えちゃう感じ。でもものすごく影響を受けているなあ(わたしの感受性が)と思うので今後は真正面から好きだと言っていきたい。(誰も気にしていないと思うけど、わたしの感受性はSONIC YOUTHからも影響を受けているよ)