【USインディ、変拍子と不協和音】Carpark Recordsの新人、Palmが気になる
Carpark Recordsとは
1999年にニューヨークで設立、2005年にワシントンD.C.へ移転したレーベルで、Cloud NothingsやToro y moi、Beach HouseなどのおなじみアーティストからDan Deaconのような実験的アーティストまで、ジャンルは幅広くリリース*1。また、Animal CollectiveのPAWを傘下に擁しています。比較的新しいレーベルですがUSインディではずせないレーベルのひとつ。
フィラデルフィアで活動中のPalmがCarparkからリリース
6月16日、CarparkよりEP"Shadow Expert"をリリースしてデビュー予定のPalmは、フィラデルフィアを拠点に活動中のエクスペリメンタル・ロックバンド。男子3人・女子1人の4人組バンドです。
さっそく先行シングル"Walkie Talkie"がストリーミング配信されています。
ヒエー！その昔、Rob Crowの一連の活動（ThingyやHeavy Vegetableなど…）に心酔し、愛聴していたわたしは震えあがりました！
変拍子、不協和音のインディロックといえば…
Rob Crowの一番有名な活動はPinbackでしょうか。日本でもおなじみですよね。でもここではまずThingyとHeavy Vegetableを！聴こう！（Rob Crowは多作でいろいろな活動をしていたことで有名）
youtubeなど貼りたいのだけれど、昔のバンドのため海賊版みたいな音源しかあがっていないので（公式がない…）Amazonへのリンクを貼ります。
完全にちょっと変な音楽なのに難解になることなく、ユーモアという余裕すら感じる、実験的かつポップなインディロック。Pinbackの活動からもわかりますがメロディセンスが抜群なんですよね。USインディの歴史に残る名盤だと思います。
Rob Crowは2015年に、一瞬「音楽活動を引退する」と言っておいてすぐ再活動を始めたりしていますが、Rob Crowの遺伝子を新人バンドに感じてなんだか嬉しくなってしまいました。USインディのバンドシーンが盛り上がるといいな！
✔️レーベル
*1:Beach HouseとDan Deaconは現在は移籍
